子育水子観世音菩薩石像開眼入魂式

平成23年5月15日(日)子育水子観世音菩薩石像開眼入魂式が住職を導師に、千々部・矢田堀両上人に出仕をお願いして、多くの壇信徒と共に法要が厳修されました。

当山勧請の子育水子観世音菩薩は、昭和60年に当山開山清光院日進上人の代に当地に勧請され、子供たちの成長を見守りつつ、父母の手に抱かれること無く、この世を去った幼き生命をお救い下さる仏様として勧請されました。

以来26年の間、子供たちの健康をお守りいただき、また有縁の水子諸霊位、参拝者の水子諸霊位等をお救い下さいました。

本年3月11日の東日本大震災によって大地が激しく振動し倒壊するに至りました。

それは恰も、身を以て結縁の四衆をお守り下さった事と、その大慈悲に報恩感謝する次第であります。

新たに建立されました子育水子観世音菩薩は、以前より一回りも大きくなり、当地に勧請されました。今後も子供たちの行く末をお守り下さり、浮かばれぬ水子の諸霊位をお救い戴けるものと存じます。

東日本大震災・津波・原発と国難が起こっておりますが、信養寺はもとより、日蓮宗、各宗派の寺院では、犠牲者の菩提を弔い、福島原発及び群発地震が速やかに収束し 震災地域が一日も早く復興がされますよう、日夜祈念申し上げております。   合掌