平成24年2月19日 大黒天神祭

平成24年2月19日(日)穏やかな日に大黒天神祭が執り行われました。

一年間のご守護の感謝と今年一年のご守護の祈願を込めまして、子大黒天神様を勧請されておられる皆様は大黒天神尊像を大切にお持ちになり、大黒天神様にそれぞれの祈願をお願いしている方々と併せ60数名の檀信徒が参集して「大黒天神浄塩香浴秘法」の法要が奉行されました。

小林栄量ご住職導師のもとに中山法華経寺より、佐藤・高野両上人がお手伝い下さり厳かな中にも力あふれる法要でした。

住職のお説法では、大黒様のお祭りは甲子(きのえね)の日で、60日に一度廻って来るので、一年間で六回あるのが通年ですが、今年は甲子の日が七回廻ってくるという貴重な歳であり、大黒様のお働きも更なるものがあるとの事でした。

法要が終えると、大黒天神浄塩香浴秘法がなされ神力が蓄えられました子大黒様を有難く頂戴して、お上人からのお言葉通り、皆様も何処にも立ち寄らずにまっすぐに帰宅して、ご祭祀されたことと思います。

数年前に最愛の夫を突然失い、辛く悲しい日々が続いておりましたが、我が家にご祭祀しております大黒様のお姿が厳しく怖い顔に見えたのに驚き、大黒様を一心に祈りお経を唱え、お題目を一生懸命あげているうちに、不思議と前向きに歩むことが出来るようになりました。最近では大黒様のお顔がとても優しく微笑みを浮かべ見守って下さっていることに気がつきました。

これからも笑顔で幸せに暮らせるよう一生懸命努力精進してまいりますことを、大黒天神祭に当たりお誓い致しました。

渡辺知子